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2018年3月24日土曜日

森友学園前理事長籠池被告に接見



 昨日、学校法人森友学園への国有地売却に係る問題で、野党3党の衆議院議員3名が、前理事長の籠池被告に大阪拘置所で接見した。
籠池被告は、昨年7月31日逮捕されて以来、既に235日 勾留されている。昨日はまた、丁度1年前の国会で同被告が証人喚問を受けた日でもあった。
 午後、大阪拘置所前には、多くの報道陣と抗議に駆けつけた人々の声が鳴り響いていた。
接見時間は15分であったのが、45分許されたということで、ようやく夕方5時になって拘置所から出てきた希望の党今井議員と共産党宮本議員の2名が、取材に応じた。

 決裁文書改ざん前に記されていた「いい土地ですから前に進めて下さい」という 総理夫人である昭恵氏の発言は、確かにあったと昨日も籠池被告は言ったそうだ。
この昭恵夫人の発言は、2014年4月25日に小学校開設予定地を案内した際に言われたというものだ。
また、逐一、毎回ではないけれど、まとめて安倍昭恵さんには状況を報告していたという。


 
 前理事長である籠池被告には、うさん臭さがあるけれど、
全てが作り話かというとそれも違うであろう。籠池夫人が昭恵夫人と親密な関係であったことは、両者のメールのやりとりからも伺える。
昭恵夫人とその夫人の手足となって動いていた夫人付き職員の谷査恵子氏から話を聞かねば、事の真偽はわからない。また真偽真相をはっきりさせるべき事件となっているのだ。
国有地が8億円もの値引きで売却され、国会には虚偽の資料が提出され、官僚が虚偽答弁をし、1年もの長い間国会を空転させたのだ。
昨日の大阪拘置所前で、抗議に駆けつけた人々の声だろうか「かごいけだして、あきえをいれろ、かごいけだして、あきえをいれろ」という言葉が耳に残った。


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