かんかん照りとはいかないまでも。
通院で、あわやレッドカードという光景を目にした。
時刻は、10時半を回ったところ。
28歳ぐらいと思われる女が会計を終えて病院出口を出ようとしていた。
女は、なにやら重装備で、虚無僧のような深く大きな特殊な帽子を被って、上着も同じ特殊な布の物を着て、サングラスをかけて師長に誘導されてタクシーに乗ろうとしている。
折りたたみの小さな傘を少しだけ広げて、どうやら太陽を遮っているようだ。
後ろを歩く患者が大声で怒鳴った。
「傘なんかさすんじぁねえ!」
「邪魔だ!」
「雨なんか降ってねえんだよ。ばかやろー」
60がらみの、身長180センチはあろうかという大男は繰り返し怒鳴った。
すると28歳ぐらいの女が(自称28歳独身OL)
「光に当たれないんだよ!ばかやろー」とこれまた大声で怒鳴った。大男は、聞いていないのか「雨なんか降ってねえんだ!」と繰り返す。
女は、杖を振り上げようとしている。
病院前で流血の騒動なるか?
なんでも素肌だと微量の紫外線 がわずか20秒当たっただけで火傷になるらしい。
しかし、口論の末に杖で叩けば傷害罪になるのではなかろうか。
あーあ、思い返しても疲れる光景を見てしまったなぁ。
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