初冬に入ると、ドラキュラの心は一気にグレイッシュになる。
夏休みが残すことろ10日ほどとなった子供の頃の感じだ。
なぜなら、来月14日から日の入り時刻が遅くなってくるからだ。
闇夜を心待ちにしているドラキュラの心は折れる。
夜の長い秋に用事をすませないで、いつやるの?というドラキュラだ。


悔しさは、真珠のついたオペラバックにぎゅうっと詰めよう。
血液のごとく赤く、梅干しのごとく酸っぱいチェリーパイを食らえば、ドラキュラの心も少しは癒えるかもしれない。

夜の街、それでもドラキュラをサポートしてくれる人間に感謝して星を探そう。
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