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2014年2月27日木曜日

昨日の通院

受診待ちの8時半、エレベーターに乗り合わせて来た女医の顔に釘付けになった。叶姉妹のお姉様のような顔に仕上げていた。普段、夜のモノクロの景色しか観ることができない私の目はうれしさのあまり捕らえて離れない。
左右の眼は幾重にも青いラインに縁取られて、 サメが向かい合っているようだ。
アスピーテのようになだらかな頬は、今にも噴火しそうな朱色を呈している。
苦痛だけの通院に、衝撃を味わいたくて失礼を顧みず3度も振り返ってしまった。乾いた喉に、炭酸水を流し込んだ感じだ。
私は、光から眼を保護しなければならずサングラスをかけている。サングラスをかけてなお、この鮮烈な色だ。
診療3分、メイクアップ60分かもしれない。
しかし、私の通院に昨日は一つの感動があった。

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