やはりだ、こうなると組織票がものを言いうのだ。
夜道を行った小学校までは、2キロ近く。
光線過敏の症状が重い私は、投票時間が午後8時までという夜間の投票時間で救われている。
企業が入るビルの廻りは、管理会社の社員がきれいに雪かきをしたのだろう、雪が取り除かれて明日の社員の出社を待っていた。
民家があれば、民家の前もきれいに雪がなく、ほっとした。
しかし、それ以外のところには、雪また雪で、慎重に歩かなければならなかった。車道で自転車が滑って転倒、後ろから車が来てひやりとする場面もあった。
夜とあって、投票場の小学校に向かう人は、1人、2人と数えるほどだった。いつもは、投票を済ませた人は、これから投票する人との動線を違えて、校庭を突っ切らなければならない。ご覧の通り校庭は雪で覆われている。
投票用紙に書き終えると、となりの良人が誰の名前を書いているのか、気になる。ちょっと覗いてみた。良人は気配を感じたのか、書き始めない。私は、「○○○○○」と耳元にささやいてみた。
投票を終えて思いやられた校庭の雪だったけれど、今回ばかりは、行きも帰りも同じ通路だったのでやれやれだった。
お年寄りは、行く事ができなかったであろう今日の投票。私も歩くことができなかった2年半の間に3回の投票をパスせざるを得なかった。一度は、タクシーで行ったけれど、往復で3千円近くかかり、やはり高い!と感じたし、痛みも激しかったので投票どころではなかった。
結局のところ、歩くことができない人は投票に行けないのだ。
夕食は、近所の居酒屋ですませました。その時は、まだ都知事選の結果はわからず、美味しくいただいた。
帰途、薄皮まんじゅうのように歩道を覆う雪は、固くなって、滑りやすかった。そして、帰宅して、舛添さんの当確を知ったのだ。
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