艶やかな月は優しい顔をしていた。
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2021年4月28日水曜日
2021年4月27日火曜日
お詫びの一枚2
今日も牛男が代行です。
にくぅ〜〜ぅ
前回のお店でよく頼むカントリーステーキです。これも後1月ちょっとで食べ納めです。寂しい限りです。
この日曜日は川崎や横浜が混んだらしいですが、結局、家にいることが出来ない人や酒を飲まないといられない人がいて、その集団の中でもらってきて拡散しているというのも、一つのバターンではないでしょうか。
だとしたら禁酒法みたいなことをしてもイタチごっこで、検査してあぶり出す、ワクチンで症状を和らげて拡散を防ぐというが第一歩で、それで時間を稼いで対抗手段を開発するというが良いように思えます。
しかし、皆さんが自粛しないからと、今更強権発動しても、失われた1年の空白は埋められない気がしています。ブラジルみたいにならなければいいですが、この国の行く末が心配です。
2021年4月25日日曜日
お詫びの一枚
「あんこ」さんは通院の痛手から立ち直れませんので、お詫びの一枚も牛男が代行します。
ハンバーーグ!!
企業がリモートにシフトしてテイクアウトとU***が流行ってしまいチェーン店でも苦しい経営です。
個人的意見ですが、この一年何を学んで何を対策してきたのか呆れるばかりです。「法律が」を盾にしていますが、ロクな対策法がなく、いざとなると閣議決定で議論せずでは・・・・・、と思います。
人権も、命があって生活があってだと思います。我々はいつまで無策に付き合わされるのでしょうか。この後、さらに強力な政策・対策と言われても制限つけられても、呆れて従う気にならない気がします。
あくまで個人的な意見です。
2021年4月23日金曜日
通院辛苦
ウイッツインターナショナル |
「どんな先生がいい?」
思うようには回復していない容態に、他の科を受診してくれと言う医師が、その科のどの医師に依頼状を書こうかと、医師達の専門分野とキャリアを見て、考えあぐねている様子で、ついに私にこう尋ねてきた。
私は戸惑った。
今の医師が退官する前にいっそ死んでしまいたいと日頃思っているぐらい、新たな医師との出会いは憂鬱なのだから。
以前同じ病院で、「治りゃしねぇ。」と切って捨てられるように言われた嫌な経験が心に深く刻まれている。(医者の品格2)
私は、「医療に熱意があって、患者に寄り添ってくれる医師」と答えた。
すると「そんな医師はいませ〜ん。」と返ってきた。
かつて、そういう医師は道端でダイヤモンドを拾うようなものと私もブログに綴っていた。(患者心得2)
2021年4月21日水曜日
マックにて
時は遡って弥生もおしまいの夜のこと。
誠に不思議なことがありました。
ヘルパーさんに桜の様子を尋ねると、花びらを掃くのに一苦労だと言う。
そう聞くと、諦めていた染井吉野がやはり気になってきた。
どうにもかったるかった身体は、喘息発作のために仕方なく吸入を再開したステロイドのせいか機械に油がさされたように動くようにはなっていた。
それがステロイドの怖いところでもある。
ワームムーン |
おもてに出てみると、大きな月が待ち構えていた。
ほどなく、月光に照らされたこぶしの花を見つけることができた。
こぶしの花は、16年もの長い間見つけることができなかった。
こちらに引っ越してから迎えた春に、数えきれないほどの花をつけたコブシの大きな木を、母と私で時間が止まったように見上げて愛でたのでした。
もしやコブシの木は なくなってしまったのではないかと思っていました。
開花のタイミングに合わなかったのでしょう。
入院していた春も2度ほどありましたし、歩けずに外出が叶わなかった春も3度ありました。
たった一輪でも、思いのあったこぶしの白い花で心がいっぱいになった私は、桜の方へは向かわずにマックへ向かいました。
途中、お花屋さんにはいくつもの大きな箱が次々に組み立てられて、それは小悪魔的なマジシャンの女性がすっぽり中に入ることができるほどのもので、組み立てる女性スタッフがそんなふうにも見えました。
暑い夜でしたので、アイスラテを注文しました。
口渇が酷く、アイスラテのエムと声に出すのも難儀です。
コーヒーは爛れた口内に刺激となって痛むので避けてのラテ。
渇いた口に、アイスラテを流し込みたいと心は急くのですが、マスクの下に挟んだティッシュが唇にこびりついて、コロナの折に指で剥がすにもためらいました。
席を立って指の消毒に励み、唇にへばりついたティッシュと格闘した後に、ようやくつーっと冷たいカフェラテが口内に広がった時、初めてほっとしたのです。
ああ美味しい、と広がる吹き抜けの空に目を向けていると
「これどうぞ」と男の声がしたのです。
腫れたリンパで首を回すのも容易ではない私は、身体ごと声の方に向きを変えると私のラテのカップの近くに、チョコレートの小さな箱が既に置かれていました。
びっくりした私は、チョコレートを見て、男を見上げた。
立憲党首の20年前という感じに似た男で、
「コーヒだけは良くないと思って、チョコレートを買ったのですが、甘くて」
男の言葉が続いたので、私は慌てて膝のハンカチの上に置いていたマスクをかけた。
「甘いのはお好きですか?」
私は、答えずにあっけに取られて男の顔を見ていた。
一体どういう神経だろう、このコロナのご時世に。
いやいやコロナでなくとも知らない人に、食べる物をどうぞとは。
見れば、男は白い不織布のマスクを着けてはいるけれど、小旗がはためくように、話すたびに息がぷくぷくマスクの脇から押し出されているじゃないか。
ははん、衛生観念が希薄なヤツなんだな。
「もし、お嫌いだったら、誰かにあげてもらってもいいですから。」
なんだって?私が誰かにこのチョコレートをあげて、その誰かが死んでしまったら、私は殺人の容疑者になるんだよな。
私は、警察の取り調べ室で、 知らない人にもらったと言ったって、
刑事に首根っこを掴まれて「見え透いた嘘を言うんじゃないよ!」と怒鳴られるに違いない。
だいたいこの男は、マックの常連なのだろうか。広い店内の、池の縁に並ぶ縁石のように座っている一人なのだろうか。
残念ながら、近眼で薄暗い店内にかける遠い人々の顔が私には見えないのだ。
羊のおばあさん、おしゃべりインコ、根雪色のセーターのおじいさん、温泉旅館の番頭さん風情のおじさん、じゃれあう高校生のカップル、それぐらいしか私のマックメンバーには登録されていないのだ。
では、常連の誰かが、チョコレートを差し出してきたら、有難うと私は食べるのか?それだって怖い気がする。
男が去った後、私はチョコレートを見つめた。
そうして、顎の下にりゅうりゅうと膨らんだコブにそっと手を当てた。殴られたように腫れた瞼は、サングラスと帽子で見えないかもしれない。布袋様のように膨らんだ頬はマスクで隠れて、顎の下の大きなコブは上の方からはわからないのかもしれないと思いながらアイスラテを飲み干した。
2021年4月19日月曜日
春日遅遅
もう明日には明くる年だと言う押し迫った日になってカレンダーが1つもないことに気がついた。カレンダーを年末に配ってくれるような景気の良いところがなかったわけだ。
そうして慌てて買ったのが、百円ショップの週めくり四字熟語カレンダーだった。
それが3月第3週の春日遅遅から先に進んでいない。
身体が故障した時から、めくる気にもなれないでいるのだ。
春日遅遅は、説明するまでもなく、春の日は長く、暮れるのが遅いことを言う。
ドラキュラにとっては、憎々しい四文字熟語だ。
いつまでものさばる太陽光に、コロナ対策では時短営業が強いられるので、出かけられる頃には、お店は閉店だ。
お惣菜一つ買うことが出来なくなる。
故障した身体は捗々しくなく、医師から他科を受診して欲しいと告げられた。
ドラキュラは、気が重い週明けを迎えました。
今日の東京の最高気温は21度、最低気温は9度、晴れの予報です。
日の出の時刻は5時4分、日の入りの時刻は18時18分です。
ちなみに春日遅遅の前の週は「伴食宰相」でした。
今週も当ブログへのご来訪をどうぞよろしくお願いします。
2021年4月17日土曜日
2021年4月16日金曜日
2021年4月13日火曜日
新聞ありがとう
子供の頃から読んで来た新聞が今更ながらに有難い。
この度の様に症状が重くなるとサングラスをかけてもパソコンの弱くした光にも耐えられない。
今、情報源は専ら新聞だ。
誰かのつぶやきも気にはなるけど音声に変えるにも向かえないので操作ができない。
はて、私は特殊な病に罹患したからだけど、教科書も電子化されたら健康な子供達の目に将来も影響はないのだろうか?
通う大学病院の医療従事者も「息子も対向してくる自転車などのLEDの光で目がやられてしまってだめなのよ」と言っていた。
私はスマホは明るさを減じても全くダメだ。スマホありきの世中では生きていけないな。
紙の新聞永遠にと祈ってやまない。
当分の間牛男が代入力致します。
2021年4月12日月曜日
マックにて
「あんこ」さんの目の腫れが引かないので、牛男が代入力です。
縮まった8時に向かって、私はかかと落としをしていた。
とてもラジオ体操をやる気力もなかった。
階下の植込みに腰を下ろしている人を見るでもなく、吹き抜けの空間を跨いだ先にあるオフィスの灯の灯った窓を数えるでもなく迫る8時に怯えてかかとを上げて落とした。
その私の背中に向かって小さな声か響いて来た。
声の主は振り返るまでもなくかすみ草の君だ。
「8時になりました。店内のご利用は8時で・・・・・」
言葉が終らぬうちに私はコートを羽織った。
まるで試行のようだった9時閉店に多少でも慣れてしまったのか社会規範に至極従順そうな店内のマスク星人達は腰を下ろしたままだった。
かすみ草の君が同じように小声で閉店時間をマスク星人一人一人に伝えて歩く。
マスク星人たちは順々にパソコンの蓋を閉じ静かに身支度を始めた。
「まん延防止措置法」とか言う法律が東京に初めて実施された夜でした。
2021年4月11日日曜日
マックにて
マック詣でを重ねている。
部屋で横になっている時間が長くなった。
それは夜でも。
本来夜はドラキュラの活動時間なのだけれど。
枕の上に重い頭をのせて、仰向いたまま。
左の頬も右の頬も腫れて痛むので横向きになれないのだ。
おまけに顎の下の両のリンパ節が拳のように膨れて、顎がひけないでいる。
同じような拳が左の目の上にも出来ていて、まさに目の上のコブだ。右の目も腫れているけれど、左の比ではない。目を開くこともままならない。瞳は充血して、ブログを綴った後には、赤みが増すものだから、ブログ更新がままならないでいるのだ。
声を出して唸り、嘆きたいけれど、唾液がちっとも湧いてこないものだから、焼き海苔が口の中に貼り付いたように、舌が貼り付いてうまく喋ることもできない。
良いことは1つも考えられない。
ついたため息の数々が狭い部屋に充満して、
重くなった部屋の空気に押しつぶされそうになる。
そろりそろりと着替えて、5分とかからないマックに向かう。
救われたい。
光を抑えたマック店内は、マスク星人がそれぞれに席についている。
吹き抜けの天井は、いくらため息をついても、それがシャボン玉のように上って消えて行くのだ。
そのシャボン玉を見送ってほっとする。
私の楽園、ドラキュラのシャングリア。
かねてから気になっていた物に目をやった。
通路に置かれた大きなモノ。
長さが170センチ、奥行きが1メートル、高さ1メートルぐらいで上部がアーチ型になっている。
アーチの部分が開閉できるようになっていて何かを収納するモノなのだろう。
紙ナプキンとか、紙コップの在庫だろうかと思ったこともあった。
薄いグレーをしている。
「なんだかちょうどいい大きさじゃないか」私はマスクの下で久しぶりにニヤリとした。
終点はマックで迎えるのだ。
朝、開店前に来たクルーがさぞやびっくりするだろう。
一度、入ってみる練習をするか。
そんなことを考えてみた春の夜でした。
2021年4月9日金曜日
牛男の代行5
2021年4月8日木曜日
2021年4月6日火曜日
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