夏の大イベントというより
一年の中での大イベントが終わって、
意気消沈。
みんなそれぞれ持ち場があって、
溌剌と生きる舞台に帰ったけれど、
我は単にひたすら真っ暗闇夜を待つだけの病人なんだなと思い知る。
と思っていたら、宴に参加できなかった北海道の友人が、
週末の長野での研修の前に東京 に寄ってくれるということで、
3年ぶりに会った。
本当だったら、荒井裕子さんの個展の鑑賞が二人でできればベストなのだけれど、帰りの飛行機の時間の都合で、
私の夜を待てないのだ。
何せ、共に暮らす者が無口という病気なので、
普段しゃべることができない。
ハードワークの彼女とうなぎを食べて、
衰弱するほど喋り続けてしまった。
そして、友人って有難いなとつくづく思った。
こんな病人に会って、得ることなどないのに、時間を作ってくれる。
実のところ、治らない病にかかっていることを知らず、相変わらず仕事をしていると思って、
突如連絡してくる者もいる。
普通には暮らせない旨も伝えるけれど、
まさか全く太陽に当たることができないとは信じられないのか、
見舞いと言ってやってきたりするけれど、
すでに役立たずだとわかると、
顕に態度を変える者もいるのが現実だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿