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2020年2月19日水曜日

桜を見る会前夜祭領収書等について



ごくごく常識的に考えて、
800人(平成19年)もの人が集う会食の参加者一人ひとりに領収書を発行することがあるだろうか。
しかもいわゆる有名ホテルが領収書の宛名を空欄にして。
800枚もだ。
ごくごく常識的に考えて、主催者である後援会がホテル側と合意、即ちそれは契約であって、領収書が既に作成されていたとするならば、金銭は予め支払われていたであろうと思う。
ところが、ホテル側と契約していたのは一人ひとりの参加者だと言うのが首相の言い分だ。

首相は今月3日の衆院予算委員会の質疑で、
「領収書はホテルの担当者が金額など手書きし、宛名は空欄だった」と答弁している。
どうしても納得いかなかったと言う辻元議員が、ANAインターコンチネンタル東京(2013年、14年、16年前夜祭開催)に問い合わせたところ、ホテル側から宛名のない領収書を発行したことはないと回答があったという。
 首相はこれまで、夕食会の見積書もなければ明細書もないとしてきた。
今回辻元議員が、ホテルから文書で得た回答は以下のとおり(質問略)。
1)主催者に対して、見積書や請求明細書を発行いたします。
2)弊ホテルが発行する領収書において、宛名を空欄のまま発行することはございません。
3)ホテル主催の宴席を除いて、代金は主催者からまとめてお支払いいただきます。
4)先の文書での質問も含め、お問合せした1~3について、主催者が政治家および政治家関連の団体であることから、対応を変えたことはありますか。
(回答 )ございません。


首相は 、これに対して、ホテル側に電話で確認したとして「辻元議員には一般論でお答えしたものであり、個別の案件については含まれていない。」と反論した。
そして、その後も首相側とホテル側とですり合わせをしていると伝えられている。
参加者とホテルの契約であって、参加者とホテルが直接金銭のやりとりをしたので、後援会は収入も支出も発生しないから、政治資金収支報告書に何も記載しないで良いのだ。
だから、政治資金規制法違反ではないと言うのだけれど・・・


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