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2013年9月26日木曜日

彼岸明け

彼岸花は撮れなかったと諦めていたら、今宵、雨に濡れた彼岸花を思いがけず発見した。桜田通りの歩道の端に、誰かが育てているのだろう。朱色の細い花弁に猫のひげのような長いおしべがチャーミングだ。しかも、今日が彼岸明けだ。偶然の出会いに大満足している。
お月見のうさちゃん饅頭を食べた後は、お供えと称しておはぎを食べ続けていた。連日の事。既に8個も平らげている。少々げんなりしている。仏様はしゃべらないので、連日のおはぎをどう思っているのか。
 7年ほど前のお彼岸中日に不思議な夢を見た。500メートルはあろうかという川を渡ろうとしていた。川底が見える浅い川で、水が宝石をまき散らしたようにキラキラと輝いていた。ところどころ干上がっているところがあり、そこを選んで歩いて川を渡ろうとしていた。歩く先には、なぜか中学の時の担任の先生、早く来いとばかりに、私の方を見て振り返る。私は足が濡れるのが気になって前に進めなくなってしまった。「センセー、もう行けません」と大きな声を出し、目が覚めた。その先生は34歳の若さでとっくの昔に亡くなっていた。今でも時々思い出す不思議な夢。7年前のその頃は、股関節の痛みでトイレまでの歩行もままならず、動かない足が、川のぬかるみに取られる感覚と重なってそんな夢を見てしまったのか、それとも?

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