私の通院は、これから3ヶ月休業となる。安堵と開放感でいっぱいだ。試験が終わって夏休みを迎えるような、胃の痛むやっかいな会議が終わったような、そんな感じだ。お酒が飲めたなら、朝までどんちゃん騒ぎの宴会だ。
休業の理由は、今後、紫外線は、ますます強くなる。光線過敏の症状が重く、通院で紫外線にさらされて、肌や目がダメージを受けるからだ。3年前には、真夏も歯を食いしばり通院したけれど、目がやられてしまい、虹彩炎を起し、眼圧が上がってしまうという事態になってしまった。完全遮光の上着も全く通気性がない為、滝のように汗が吹き出てきて、タクシーの中で、熱さで朦朧としてくる始末だ。5月が限界だ。
3月は、タオルに保冷剤を4個ばかりくるみ、首に巻き付けて、完全遮光(100%の遮光)の上着を着て出陣 するも、タクシーの冷房はマックスにしてもらいやっとだった。4月は、懲りて、涼感タンクトップと保冷剤作戦で臨んだが、院内で完全遮光上着を着ているのも熱くて辛い。今月は、ついに病院内の着替えを持参した。院内では遮光率97%程度の上着に着替えたのだ。
紫外線遮光率90%台の遮光上着は多少通気性があるけれど、その分紫外線は入り込んでくるわけで、タクシーの中では全く無意味で、腕やすね、胸が蚊にゲリラ的に刺されたような発疹が出て数日間かゆみで悩まされ、ひどい痕を残すのだ。完全遮光とそうでない物の違いは、病人には大きいのだ。
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