もう昨夜になる、ワールドカップ出場のかかった対オーストラリア戦。後半37分に先制を許した時、呆然とした。日本は、これより前のヨルダン戦は負けているし、つい先日の親善試合では格下のブルガリアにも負けている。今日は、序盤から良い動きで何度となくゴールに迫っていたのに。やはり駄目かと、落胆した。しかし、PKを奪った本田がアディショナルタイムに、ど真ん中に蹴り、同点ゴール決めて、W杯出場を決めた。
よくわからなかったのは、後半の監督の采配だ。守備も良かったのに、メンバーチェンジでディフェンスをいじった。本田、長友を上げたいのはわかるのだが。失点はそのメンバーチェンジの直後だった。
同点を得て、試合が終了した時に、解説の松木さんが言った。監督の采配ミスを本田が消してくれたと。ご尤もだと思った。
そして、改めて本田の存在の大きさを痛感した。PKを奪うことができたのも本田の突破からだった。審判のPKの判定に、本田はボールを抱えて迷いなくスポットに向かった。今日の試合の責任は自分が取るという強い意志を感じた。キーパーは今日もファインセーブ連発のベテラン40歳のシュオーツアーだ。本田のキックにW杯の出場がかかったのだ。日本中のサッカーファンが固唾を呑んで見つめている。怯まない本田の姿に胸を打たれた。そして、いつかのように、ど真ん中に蹴り決めた。ほっとした。
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