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2013年5月14日火曜日

季節は巡る、焦る断捨離

今日の東京の最高気温は27.8度だったという。前橋は、30.3度だったというから、既に夏のようだ。スーパーマーケットには、少し前からスイカも並んでいる。本来、今時分は新緑の候であろうけれど、一気に初夏という感じだ。 
ああ、それなのにそれなのに衣替えも断捨離も遅々として進まず。我が習性は、悲しいかな、物を捨てる度胸がないのに、物を買って増やす度胸だけはあるのだ。連休中に買った帽子は実は二つ。帽子は、かさばる品物だ。重ねりゃいいと思いきや、そうは問屋が卸さない。頭の形、つばの微妙なうウエイブは重ねることを、許さないことが多のだ。
 それに対して、捨てた品物は、2005年が賞味期限の国産きなこの小袋一つ、数十年前の黒いタイトスカート一枚。そして今夜、肩パット二つ。二つと言っても対(つい)なわけで、一組というのが正しいか。
 黒いタイトスカートも迷いに迷った。あと10キロやせれば、はける!しかし10キロは、励みにもなんにもならない叶わぬ夢というものだ。従って、5キロ痩せれば、はくことができそうな、パンツはまた丁寧にたたんでしまってしまった。肩パットは、数十年前のジャケットについていたもの。ジャケットは捨てずに、パットだけ捨てたわけだ。ジャケットはまだ着られると、負け惜しみのように、今夜羽織ってスーパーマーケットに出かけてみた。捨てた物の容量は、たたんだタオル一枚程度だ。増えた帽子の容量の比ではない。
 嘆きながら、今年初めて、柏餅を食べた。以前、柏餅の柏の葉っぱを、本に挟んでしおり代わりにしていたことがあった。
本を開くたびに柏の葉の香りがしていいものだったことを思い出した。粋なようだけど、昔から断捨離ができない筋金入りしみったれなのだ。スーパーマーケットの陳列は、行楽のためのお茶ではなく新茶を全面にアピールしたものに変わっていた。

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