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2021年9月10日金曜日

祭の後、総裁選というまた祭典


老若男女の自民党国会議員が、燃えている。

このエネルギーを、この頑張りをどうして国民のためのコロナ対策に注いでくれなかったのか。

勿論、今も。
昨日の全国の新型コロナウイルス新規感染者数は10,400人、88人の人が亡くなっている。
東京では、今も15,000人以上の感染者が自宅療養となっている。
熱や呼吸困難に苦しみ、容態の急変に不安を感じながら。
 
振り返れば、およそ1年前安倍首相の突然の退陣表明後、当時官房長官であった菅氏の総裁選出馬表明には3名の派閥の領袖が同席し、それぞれが力強く菅氏を推すと言った。
こうして担がれた神輿は、1年の時を経て担ぎ手が一斉に手を離して、神輿はストンと落とされた。

各種世論調査では、国民の半数以上の人が、東京オリパラの中止や延期を求め、宇都宮健児氏が募った反対署名は45万筆を超えていた。
それでも東京オリパラは強行された。
高齢者へのワクチン接種が2割程度の段階で、特段のコロナ感染対策もないままに。
そうして起きた、感染爆発だった。

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