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2012年11月14日水曜日

仕方なく断捨離

断捨離は、順調ですか?という友人からのメールに、何それ?と考えた。今日のチラシ、昨日のチラシ、その前の・・・・いつから散らばっているのか、チラシがカルタように広がって足の踏み場もない状態だ。既に床の木肌は見えず、チラシを踏んで滑っていた。ああ、そうだった当月初めは断捨離のことを記したのだった。
 06年消費期限の挽肉を捨てた後、魔の通院だった。通院数日前から徐々にブルーになって、無事に帰宅した(私の通院)後、ますますブルーになった。治らないとわかっているのに辛い思いをして通院することのむなしさよ、これを徒労と言わずして何を徒労と言うのか。頭の中は、3年前に正式に認定を受けた、舌をかみそうな長い病名でいっぱいになっていった。この病名だけは、すらすらと言える日はこないだろうと思いつつ、しかし、いつしか病名もすらすらと言えるようになり、それがまた悲しい。
 そうか断捨離かぁと。収納庫から賞味期限09.02.05のメンマの小瓶を出した。たぶん甘辛味で、ラーメンに載せたら美味しいだろう。3年前が 賞味期限のものは、私としては許容範囲の気もするような「若い」お品だ。テーブルにおいて、眺めている。
 しかし、今日のチラシを捨てることの方が先じゃないのか?テーブルの上に飾ってある、深紅を通り過ぎて黒く変わっている薔薇を捨てる方が先じゃないか?いやいや先週買ったばかりだけど捨てると決めたシナモンが先か?
シナモンの話はまた別の機会にするとして、要するに、ブルーを理由に今日のチラシすら捨てられないから、93年期限の食品が眠っているわけだ。本日は、黒い薔薇とチラシの何枚かを捨てることにするか。

2012年11月11日日曜日

マスク着用開始

先週の日曜日、女子会で品川まで行った。行き交う人々が、咳をふりまいて歩いていたので、マスク着用開始を誓った。
06年の入院の終盤戦で親しくなったご婦人とそのお嬢様との会食の運びとなった。初めに、美味しい大きな海老天丼の店を提案されたのだった。しかし、その店は、天使の輪のような蛍光灯が鼻の先までぶら下がっていることがわかりアウトとなった。そして、品川の天ぷらのお店となった。真新しい大きなビルには、品川水族館を想わせるイルミネーションが輝いていた。3人が注文した天ぷら定食の海老は、小指ほどの小さなちいさなものだったけれど美味しかったので、やれやれ。何しろ、私の光線過敏のせいで、時間は夜、お店はハロゲンライトの店となったのだから、美味しくなかったら立つ瀬がない。
 魚のイルミネーションを見て、昔むかしの事を思い出した。母が入院していた時、同室に居酒屋のママがいた。居酒屋のママらしく、ママは医師に魚の名前をつけた。戦闘的で、いつも、どしどしと病室に入ってくる、顔が長い医師をカマス、物静かな小柄な医師をメダカ、顔が四角い医師をヒラメと名付けた。カマスもメダカも中堅医師で、メダカは内視鏡で結紮する処置がすこぶる上手いと評判だった。ヒラメは大学を卒業して間もなかった。居酒屋のママの主治医はメダカで、ママがベッドの上で大きなクッキーの缶を抱えてむしゃむしゃと食べているところに、メダカが入って来ると「メダカだ!」と言って缶を布団でかくしていた。シュークリームの時にはどうすることもできず、メダカに見られてしまったが、メダカは、何も言わないで、少しにこりとしていた。シュークリームを差し入れたのは、私だったので、私も一瞬ひやりとした。ヒラメは、新人らしくいつも大人しかったけれど、となりの患者が「先生もS大学出身ですか?」と聞いた時、ヒラメはいつもかけているマスクを外し「いいえ!J大学です」とやや大きな声で答えたのが印象的だった。
 それから時がずいぶんと流れて、メダカは開業し、カマスは北部の方の基幹病院のセンター長まで勤め退官したと風の噂で聞いた。今、ヒラメは、医局の中を上手くひらひらと泳いでいるだろうか?

2012年11月8日木曜日

酉の市




豪華絢爛な熊手。
本日は、通院だったので、よれよれで言葉がありません。










2012年11月4日日曜日

病院の新設はとっくの昔から規制されているんだけどなぁ

大学の新設の不認可が、唐突に決まって物議をかもしている。
病院は、はるか昔、昭和60年の医療法改正で実質的には新設されることはなくなっている。
 おおざっぱに言えば、病院の場合は各都道府県が人口等を加味して、定めた医療圏ごとに必要な病床数を定め、オーバー区域では増床が認められないのだ。ほとんどの地域で、既に法改正の時点で病床過剰となっており、特別な場合を除いては、新設はもとより、増床も認められなくなっている。
 病院と大学では社会的に果たす役割は違う。
しかし、少子化が言われて何年になるんだ?これまで新設大学が認められていたことが、どうかしている気がするけれど・・・・
 えっ、近所にクリニックができたけど?と言う人がいるかもしれません。以前にも書きましたが、クリニックは診療所であり、医療法上病院ではありません。

2012年11月2日金曜日

遅ればせながら断捨離

添加物の入った食品は食らわないようにしている。
リコピン、カロティン、ポリフェノールを多く含む食物を沢山食べるようにしている。
厄介な病気を患ってからの事だけれど。
しかし、腹はいつも12分目。
食品の消費期限、賞味期限は気にしない。これがいけないのか?
冷凍庫の中に06.2.26消費期限と記しのある牛挽肉の塊が二つある。06とは2006年だ。買った後、入院してしまったのだ。
処分しようかどうしようか迷っている。数ヶ月前から。
友人にメールで意見を求めると、ムンクの叫びのような絵文字が返ってきた。誰に尋ねても、捨てろ!と言われるだろう。
昔、賞味期限が数年前に切れている、マヨネーズが20数本、ケチャップが10本以上、ソースが10本ぐらい出て来たことがあった。
我ながら、どうして1人暮らしの住まいにこんなに沢山の調味料を買い込む必要があったのだろうと思う。ある日、遊びに来た両親がそれらを発見して、仰天し、処分してしまった。「止めて〜」と懇願する私に、ケチャップとおソースだけ数本残してくれた。しかし、「このウチで食事は絶対しない。恐ろしいウチだ!」と両親に言われた。
その母も亡くなり、もはや処分してくれる人はいない。
ロンドン五輪の前に、93年が賞味期限の、クックドゥを10箱捨てた。在庫が悪という認識もなかったのだろう。
遅ればせながらの断捨離です。今宵は06.2.26消費期限の挽肉を捨てることにしよう。



2012年11月1日木曜日

冬至?

夏の赤いキョウチクトウの花も、真っ暗闇夜に溶けて見ることができない。
夜、咲いていることがわかるのは、白いクチナシの花ぐらいだ。
公園で、赤い花を沢山つけたキョウチクトウの木が、夏の風に大きく揺れたのを見たのも思い出だけになった。
夜しか外に出られないというのは、こういうことなんだなあと、しみじみ寂しい。
季節は、店じまい間際の花屋のウインドーで知る。
10月に入ってカボチャが並んだ。今日はまた新しいディスプレイになるのだろう。