過去 1 週間のページビュー

2009年1月19日月曜日

インフルエンザ

 昨日から、ある病院でのインフルエンザの集団感染が報道されている。その中で、病院内の湿度が15%であったことが、感染を蔓延させたのではないかという憶測も言われている。湿度15%に、驚くかもしれないが、病院はどこもそんなものである。大部屋は勿論、個室でも私の知っている限りの病院病室には加湿器などが設置されていたところはない。
 冬は、家族がつきっきりで、びっしょりと濡れたタオルをベッドのパイプ、ロッカー脇のタオル掛けに掛けてせっせと交換しなければ、ひどい乾燥状態だ。タオルは20分ぐらいで乾いてしまい、タオル2本では、間に合わない。
 家族がいなければ、よっこらしょと起きて歩き、自分でタオルを濡らしに行き、タオルをぶらせげる。
 家族がいない、自らも動けない場合は、乾燥状況に甘んじるしかないのだ。
 一日10万円の個室はどうかわからないが、4万円程度までの個室にも加湿器が設置されていた病院は、これまでなかった。設置のための初期費用と水の補強、手入れなどの管理の問題もあろうかと思うが、インフルエンザ蔓延を助長したことが明らかになれば、今後は病院の湿度管理の改善が求められるであろう。

0 件のコメント: