2人はこれまでに相当思案したのか、手下は「ウチラと全く同じ物を食べているのに不思議なのよ。4回きりのおしっこだから濃くなってああゆう匂いになるのか」
正体がおしっこだという事には思い当たることがあった。ある時、問題の物の始末にやってきた、ふて腐れ看護師が、「うんこしちゃったの?」と何回も怒鳴っていたことがあった。それは、おしっこ用の器をベッドと身体の間に入れたのに、事が済んで、おしっこの始末にきたところが、うんこ臭なのでうんこをしてしまったのかということだったのだ。当然だ。私とて手下の話を聞くまではうんこ以上にうんこなモノだと思っていたのだから。
真相を聞いても、病人に対する思いやりとかいたわりの気持ちは全く起きず、恨みはすでに大きなこちこちの塊になっていた。爆弾は毎日、朝食前に1回、昼食前に1回、3時頃か夕食前に1回、就眠前に1回。確かに一日4回投下されていた。
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