太郎ちゃん、私は好きで病気になったんじゃないのよ。
原因もわからない、治療法もない・・・・と病気の本質的なことをここで綴れば、とりとめもなく落ち込むから
漢字にルビを振ることは、誰かがやってくれるだろう。
病苦については、誰が教えることができるだろうか?
渋谷の太郎の豪邸の屋根にはいつも虹だから、わからないのね太郎ちゃん
達治の詩は、「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ 次郎を眠らせ・・・」だ。
「眠らせ」ないまでも「太郎を黙らせ」る何かが天から降ってこないものか。