15日は、沖縄が日本に復帰した日だった。
復帰53年を迎える目前に、与党自民党の国会議員がわざわざ京都から出向いて行った演説がアレだもの、沖縄で生きる人をどんなに傷つけ、落胆させただろうか。
その自民党西田昌司議員は会見で撤回すると言ったが、あくまで沖縄で言うべきではなかったとし、演説の内容については撤回しないとした。
昨年は陸自がXに「大東亜戦争」と投稿し、陸幕の内部文書にも「大東亜戦争」を用いていたことが明るみになった。大東亜戦争は戦時に政府が掲げた呼称で、先の第二次世界大戦を肯定し、美化するものとして戦後使用が禁止された。
さらに、沖縄戦を指揮した牛島司令官の辞世の句が自衛隊のHPに掲載されていることで非難の声が上がる中で、先月中谷防衛大臣は、平和を願う歌と独自の解釈をし、削除はしないと言う。(琉球新報4月19日配信)
こうした中で、地元紙琉球新報の社説
『施政権返還53年 復帰の内実問い続けたい』を沖縄県民の声として是非ともお読み下さい。
そしてこの週末に是非ともご視聴いただきたいのは、デモクラシータイムスのYouTube配信 鈴木耕さんの著者に聞く
沖縄戦 なぜ20万人が犠牲になったのか ←こちらをクリック
林博史関東学院大学名誉教授が語ってくれました。
20万人は「戦争」の犠牲とは言えないと、林さん。戦争の犠牲ではあるが、もっと助かったはず、それは…番組のおしまいに。
そして、沖縄戦 なぜ20万人が犠牲になったのかは集英社新書から1,243円で発売されましたので、沖縄戦を理解するためにご購読を。
目次
序 なぜ今、沖縄戦か
第1章沖縄戦への道
第2章戦場・戦争に動員されていく人々
第3章沖縄戦の展開と地域・島々の特徴
第4章戦場のなかの人々
第5章沖縄戦の帰結とその後も続く軍事支配
林さんは大学で沖縄戦を研究する学者がいなくなることを心配されています。非常勤講師しかいないのだと。そして沖縄にもいないのだと。
陸自での牛島司令官の軍服の展示も明るみになり、牛島司令官を讃えるかのような、史実をねじ曲げ先の大戦を美化するかのような動き、戦前回帰の動きは一体何のためでしょうか。
関連ブログ
#沖縄戦
#新しい戦前にしない
#軍拡反対
#STOPオスプレイ
当ブログをスマホでご覧いただいている場合は、画面下のウェブバージョンをクリックして、切り替えていただくと過去のブログを簡単に見ることができます。
そのウェブバージョン画面の検索にキーワードを入力していただきますと読みたいブログが見つかります。
0 件のコメント:
コメントを投稿