補正予算額が一般会計で１８兆円を超えることに唖然としている。
補正が補正と言える規模じゃないだろう。
かつて３兆円で大型補正と言ったのは、記憶違いかと戸惑って
調べると２０１５年度で３.３兆円だ。コロナ禍以前は一般会計で１兆円から３兆円だったと東京新聞（11月22日）にある。
国債の下落も当然のことだ。国債発行に依存したバラマキはますますインフレを加速させて、円安と合わさって庶民は物価高に今以上に喘ぐことに。ガソリン暫定税率を廃止しても焼け石に水だろう。
こんな突拍子もない巨額の補正予算に、消費税の減税は盛り込まれていないと言うから、物価高に喘ぐ庶民の一方で消費税収は増収で政府はウハウハだ。インフレで債務も小さくなるから、政府はインフレ放置のままに。
給付金は子供のいる世帯だけ、高騰したお米にはお米券。減反政策に戻すと言うのだから、お米券を使ったらおしまいの付け焼き刃。５キロ５千円超のお米の価格はこの先も上昇し続けるだろう。
やった感を見せて、民よ泣け泣けってなものだ。
やってやった感の演出で、財務省の査定も緩く、国会での審議期間も短期で浅くなる。バラマキの中にしれっと誰のため（業界団体）？だかわからないものが潜り込んでいたりするものじゃないか。
そんな補正予算から柏崎原発再稼働容認の話まで、最近のニュースを解説したデモクラシータイムスの週中生ニュースをご視聴ください。
山田厚史の週中生ニュース＜硬直高市どん詰まり＞台湾有事/経済対策２１兆円/柏崎刈羽/トランプ ↑こちらをクリック
柏崎刈羽原発の再稼働では、住民避難の実効性が乏しく、福島の時のように高齢者施設の入所者など避難は困難だろう。升味さんが、福島原発事故の際避難ができず犠牲になった双葉病院の状況を話している途中で、涙で言葉が詰まる場面も。
柏崎狩場原発と並行して走る国道８号線は、片側１車線で昨年１月の能登半島の地震の際も大渋滞したし、地域は豪雪地帯で大雪の際も大渋滞となたと言う。バスを配備すると言っても、運転手はいない。まさに絵に描いた餅の避難計画。
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| 東京新聞11月23日 |
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