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東京新聞5月1日 |
「沖縄は憲法の上に日米地位協定がある」
5月3日憲法記念日の憲法大集会(有明防災公園)で沖縄県出身の大学生のスピーチにあった言葉だ。
米軍基地内のトイレで海兵隊員が待ち伏せして、女性に性的暴行を加えた上に、助けに入った女性を蹴るなどして怪我を負わせた事件は3月に起きていた。(琉球新報4月24日、沖縄タイムス5月1日)東京新聞で米海兵隊オースティン・ウェディングトン1等兵(27)が起訴されたことが報じられたのは5月1日。
4月20日には沖縄県警と米軍によるパトロールが行われたと報じられたばかりだった。
街中を形ばかりパトロールしたって基地内で働く女性を容赦なく襲っているのが米兵の現状なのだ。
この事件と同時に1月にも別の海兵隊所属の20代男性が本島で成人女性に対する不同意性行容疑で書類送検していたことも明らかになった。
両事件とも日米地位協定により、海兵隊員の身柄は米軍の管理下だ。
おまけに、玉城知事が米軍に抗議するため呼び出すも、米軍は呼び出しに応じなかったと言う。(琉球新報5月2日)
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フェミブリッジ沖縄が声明 東京新聞5月1日 |
昨日のブログで記したけれど、自民党西田昌司参院議員の演説のくだりに「(沖縄戦で)アメリカが入ってきてね、沖縄が解放された」がある。
今だに、沖縄では、沖縄の人々の人権が米軍によって侵害されているのだ。
ちなみに在沖縄米軍基地内の性的暴行は、8年間で949件の被害 米国防省報告 最多は海兵隊の679件。(沖縄タイムス2025年5月7日)
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